2006年8月28日

中央公論の最新号で、麻生外相が北朝鮮のミサイル発射と、国連での非難決議までの11日間について書いています。最後に「とても面白かった」と書いています。確かに、アメリカの国務長官らと電話でやりとりできるのですから、なかなか経験できないことでしょう。それにしても、北朝鮮からのミサイル発射という緊急事態を面白かったというのは、なんとも不謹慎な、底の浅い感想ではないでしょうか。欧米の外務大臣が、こういった危機への対応を「interestingだった」と形容したら、マスコミから総攻撃を受けるはずです。私はこの記事を読み終わって、深い失望のため息をつきました。

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「ドイツ病に学べ」を読んで下さった皆様から、早速メールでご感想を頂きました。心から感謝いたします。